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Telemark Ski School 2012 |
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| 西洋人は目的達成のために機能的な道具を作り、これを使って問題を解決します。われわれ日本人は反対に、多様な目的を達成するために簡素なひとつの道具をさまざまに使いこなすことが得意、という伝統があります。食事の時何種類ものスプーン、フォーク、ナイフを用意する西洋食と、二本の木を削っただけの箸ですべてをまかなう日本の食事とを比べてみると、この事がよく分かります。どちらが便利かといえば、食事内容や環境の違いはあるにせよ、われわれ日本人は箸のほうを選んできました。 さて、テレマークスキーは、この箸にたいへん近い発想から生れました。現代のテレマークの源流は、コロラドのクロスカントリースキーヤーの中にあります。広大なロッキー山脈のすそ野にスキー場の点在するコロラドを訪れてみると、彼らが観念的にアンチアルペンスキーとしてテレマークを始めたのではなく、コロラドの山々をツアーするのにもっとも快適な用具と方法であった、と感じます。 森林帯の広い日本の山野はコロラドのバックカントリーと同じようです。12月から6月まで、エリアを変え半年以上テレマークで遊びまくることが出来ます。 XCツアーの回転テクニックから始まったテレマークですが、技術自体の面白さに気づいたテレマーカーたちは、ゲレンデを使って技術に磨きをかけました。用具の改良も技術の向上に大きく貢献します。今日の最新のテレマークスキーをはけば、滑りに関しては、アルペンと同等のパフォーマンスを表現することも可能になってきました。 |
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| テレマークスキーの楽しさを言葉だけで表現するのはとても難しいですね。現代のテレマークスキーは、アルペンスキーと同じようなスピードやカービングといった、滑りの究極に挑戦することも可能なほど用具の滑走性能が進化している一方で、春の山を軽快に駆け回る楽しみや、用具の剛性に頼らない滑りの妙味を味わうことのできる、細いスキーにソフトな革靴の組み合わせも愛好者が少なくありません。もちろんそのどちらをも半分ずつ味わえる中間的なものもあります。 こうしたさまざまな楽しみに適した用具がすべてテレマークというスキージャンルのうちに含まれるのですが、これらすべてを串刺しにする共通点といえば、「ヒールフリー」という金具のちょっとした機能だけなのです。ところが、そのちょっとした機能がスキーをこれだけ楽しいものにしてくれたのです。 「踵の自由」は、機械頼みの混んだゲレンデで遊んでいたぼくたちを、訪れる人もまれな手つかずの雪山へ誘う招待状となりました。22年前の冬はじめて、クロスカントリースキーの亜流に過ぎなかった当時のテレマークスキーをはいた時、ぼくの頭の中には早くも春の裏岩手連峰を駆け抜けている自分の姿が浮かびました。 アルペンスキー上級者が初めてテレマークスキーをはいた時どのような滑り方をするかといえば、アルペンポジションのまま形だけ無理やり内足の踵を上げる努力をしながら滑ります。彼らは、自分が長い時間をかけ培ってきたアルペンポジションの安定に乗っかったまま、形だけ内足の踵を上げることを試みるわけです。その段階での彼らにとっての「踵の自由」は、踵を上げなければならないという不自由でしかないわけです。 ある程度やっていくうちに、踵は「上げる」のではなく、「上がる」のだということが分かってきます。いわゆるスキームが形成されてくる段階です。禅宗でいえば悟りの第一歩に歩み出したことになります。上げたくないのに上がってしまい苦労している人も多いです。さらに言えば、レースのレギュレーションとして形式的に決められた靴1足分の前後差を、いつ何時でも開かなければテレマークと認めないなどという不自由さを何の根拠もなく信じて主張する自由をはきちがえた人もいます。 問題はここのところにあるのですね。要するに、形だけを真似しているうちはだめなのです。現れた形の基にあるものをつかまなければだめなのですね。そのように考えると、さまざまなスキーの形状の違いから一見違った技術で滑っていると思われる滑りの見かけ上の違いは、実は大本では同じであるということも言えると思います。 テレマークスキーの面白さの原点はここにあるのだと思います。外の世界から見ているとなんでわざわざ踵を上げあんな変な格好をして滑るのだろうと。でもあるときその門が開いて中に入ってみると、踵は上がるべくして上がっていることがわかります。 さて、それでもまだこの段階では本当にテレマークの悟りをつかんだことにはなりません。もっと大本のことに気がつかなければだめなのですね。さて何でしょうか。答えはすでに述べています。 テレマークの「踵の自由」は自分の足で「歩く自由の確保」から発しています。歩きたいから踵が固定されていない。その機能を殺さずに滑る方法がテレマークターンです。現代テレマーク用具の歩行性に関してはいろいろ異論もありますが、どのようにハードな用具でも歩くことは踵が上げられる自然の範囲にとどまっています。 用具の進化によって、ゲレンデで滑るだけでもテレマークの楽しみの一部を味わうことはできるかもしれません。しかし、それだけではテレマークスキーを全体として楽しむことにはならないと思います。繰り返しますが、「ヒールフリー」は自然への招待状です。あなたが本物のテレマーカーであるかどうかは、この招待状にどのような返信を出すかによるのですね。 だいぶテレマーク宗の説教みたいな文になってしました。言葉だけで表現することは本当に難しいです。 |
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カラファテクラブ テレマークスキースクール 代表 北田啓郎 |
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| ▼ 画一的でないマンツーマンのアドバイス。自分の弱点を知ることが飛躍へのステップです。 ▼ 火曜日を中心とした平日講習なので、他のスキーヤーにぶつかる心配もなく、思う存分転びながら練習できます。 ▼ バックカントリースキーを目指す人を応援しており、滑走技術はもちろんのこと、ツアー技術などの講習もあります。 ▼ コンディションが良ければ深雪講習会なんてのもある? ▼ その場ですべてできるはずはありません。いろいろなヒントを持ち帰り、練習しましょう。 ▼ Patagoniaから素敵なプレゼントがあります。 |
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| クラス1:ビギニング&ベーシック(ビギナークラス) テレマークスキーを履くのがまったく初めての人やゲレンデで2、3日程度練習経験がある人。テレマーク用具に慣れる練習から始めます。午後には緩斜面でテレマークターンの基本を。1日の終り頃には、未完成ながらも数回の連続ターンができるかも… クラス2:ベーシック&ターンコントロール1(ベーシッククラス) テレマークターンがどうにか連続するようになった人。ターンのメカニズムを理解した上で、緩中斜面での安定した連続ターンを目指します。さまざまな傾斜に対応できるようスピード感覚を上げ、技術の幅を広げていきます。 クラス3:ターンコントロール2&ターンバリエーション(アドバンスクラス) ズレとキレを意識したさまざまなターンコントロールに挑戦します。あらゆる斜面雪質に対応できるように技術の引き出しを増やし、実践で通用する強いテレマーカーを目指します。 |
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| 手つかずの雪の山野を縦横無尽に滑りまくることこそテレマークスキーの最高の遊び方です。ゲレンデでの効率的な滑走技術習得と組み合わせて、自力でバックカントリーへ出られるようになることを目標に、ツアー技術講習や実践ツアーを行います。クラス2以上の方を対象としています。 | |
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